アパートオーナーさんのなかには、周期的にアパートの管理会社を替えるオーナーさんがおられます。
おそらくはサブリースによるアパートオーナーでないために、管理会社を替えやすいのかもしれません。
一方でサブリースでアパート経営を行っていると、なかなか管理会社を替えるのは容易ではありません。
というのも30年、35年契約にしていると、修繕込プランなどがあるからです。
また入居者さんも、物件管理会社が入居者さん向けに提供してきたサービスが停止することになり入居者離れが生じる怖れもあることでしょう。
しかしどうしても契約しているサブリース契約を解約し、他の管理会社に変わりたいと思うこともあるでしょう。
このような時に、受け皿となるようなところがあるのでしょうか。
このてんで
日本管理センター
という受け皿となる会社があります。
日本管理センターについて日本管理センターのサイトには
当社は、賃貸住宅に関する保証や運営を主体に事業を行っております。当社が提供するサブリースは、ハウスメーカーのサブリースとでは目的が明確に異なり、オーナーと同じ目線で賃貸住宅運営を行っていくことが大きな特徴です。サブリースの管理戸数は74,000戸以上で、ハウスメーカー以外の企業では最多であり、全国1万名以上のオーナーに当社を選んでいただいております。
と書かれています。
このようにサブリース最大手の大東建託と比較して
管理戸数 74000戸以上 大東建託 100万戸以上
オーナー数 1万人以上 大東建託 8万人以上
となっています。
この数字からわかることは、大東建託のオーナーさん1人あたりの管理戸数が多いということがわかります。
おそらくは大東オーナーさんの場合は1人で100戸を所有しているなどの、大口のオーナーさんがおられるからではないかと思われます。
そして、ちらほらと大東建託→日本管理センターと管理替えするオーナーさんがおられるようです。
賃料の減額などで、モメテそうするケースが多いのかもしれませんが。
ところで最近になってレオパレス21→日本管理センターへと管理替えするオーナーさんが増えているとも言われています。
なんとなくわかるような気がしますが、しかし管理替えしたところで状況がはたしてよくなるのかどうかはわかりません。
管理替えして良かったというオーナーさんの声などが、投稿されていないかどうか注視してみるのも良いかもしれません。
追伸:現在、日本管理センターはJPMCという名称に変更したようです。
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