大東建託 積水ハウス 大和ハウス工業 賃貸住宅ではどこがいい?


昔からの地主さんであるならば、昔から付き合いのある大工さんなどを抱えていることが少なくありません。

自宅の増改築などは、そのような大工さんに依頼しているでしょうし、所有アパートの修理なども、そのような大工さんに行ってもらっているかもしれません。

しかし

アパートの設計施行はマイホームとは異なる

つまりマイホームの設計、施行にたけている地元の大工さんであっても、アパートの設計施行も同じようにこなせるというわけではないのです。

マイホームそのものは、経営とは関係がなく住む人にとって良ければそれでいいのですが、アパートになると経営が関係してきます。

つまり、しっかりとした経営計画があり、それをもとにした設計施行を行う必要があります。

また最近の入居者ニーズをつかむような人気のあるアパートにしなければなりません。

そうなると個人の大工が行うとなると限界があります。

さらに建築基準法というものがあり、建築基準法では個人のマイホームと集合住宅は全くの別物になり、集合住宅にあたるアパートは集合住宅に適用される建築基準法にしたがって設計施行を行っていく必要もあるのです。

こうなるとアパートの設計施行に慣れていない地元の大工さんになると手の負えない分野になってしまいます。

それで個人的に付き合いのある大工さんがいたとしてもアパートの設計施行には向いていませんので、どこかの建設会社に行ってもらうほうが賢明であるといえます。

アパート画像
それでは、どこの建設会社を選べば良いかということになりますが、どこの建設会社も競合よりも多くの物件を獲得するために、しのぎを削っています。

私、個人の見解では積水ハウス、大和ハウス工業、大東建託といったところが無難ではないかという印象があります。

そしてこの3社施行のアパートは入居率も悪くはありません。

もちろん地元に優良な建設会社があるならば、そういったところも選択肢の1つになり建設会社がオーナーの要望に親身になって応じてくれるところならば、大手よりもこういった建設会社を選ぶこともできるでしょう。

追記:大東建託は、建築費そのものは、あまり高くありません。

というか3社のなかでは、もっともコストパフォーマンスが優れているように思います。

入居率も高水準を保っています。

社員については、社員によって能力もマチマチで、転勤による担当者の交代はしばしば生じます。

オーナーにとって最もトラブルが多いのは、オーナーに支払われる賃料の減額です。

住居の一括借り上げの場合は、10年とその後は5年毎に借上賃料の調整が行われますが、大きく減額されてしまうケースもあります。

もちろん賃貸住宅経営というのはそういうものなのですが。

大東建託 – Wikipedia

積水ハウスについては、賃貸住宅ブランドはシャーメゾンですが入居者の人気は高いです。

また比較的、オーナーと積水ハウスの管理会社とのトラブルはあまり聞きません。

ただ建築のために使用する資材が高品質のためか、建築費は高いです。

そして修繕費も高くなりますが、住居設備が脆いとの指摘もあります。

大和ハウス工業の賃貸住宅といえばd-roomがよく知られています。

また大和ハウス工業の入居者の入居満足度も比較高いです。

ただレオパレス21ほどではありませんが、時々ですが物件の不備等が発覚します。

もちろん不備の補修費用は大和ハウス側が負担しますので、オーナーはその件で、何かをする必要はありません。

ただ入居率には影響が生じるかもしれません。

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