最低でも3000円はするアパートの管理費 どのように使われているか?

コスモス画像 不動産業者、仲介業者
区分所有法というものがある。

通常は、多くのアパートやマンションで家賃とは別に管理費が求められます。

例えば相場的には単身者向けの賃貸住宅では、3000円~5000円ぐらい。

エレベーターがついているならば5000円~10000円ぐらいでしょうか。

分譲マンションとなると、一般的なマンションで、1㎡あたり200円ぐらいと言われていますので、70㎡のマンションとなると、14000円ぐらいになります。

もちろんマンションでもタワーマンションとなると、管理費の相場はさらに高くなります。

ですから賃貸暮らしの場合は家賃と管理費が住居費としてかかることになります。

それにしてもエレベーターがあるだけで管理費が3000円もアップするということですから、もし20戸あるとしても、3000円×20=60000円ということで、エレベーターの維持管理コストでけっこうな負担になっていることになります。

 

ところでこの管理費ですが、アパートやはマンションの共用部分(エントランスホール、駐車場、エレベーターなど)の管理に使用される費用のことを指しています。

そして管理人の人件費、共用部分の火災・地震保険料、エレベーターのメンテナンス費用、植栽の水やり代、そして清掃業務費なども管理費から支払われています。

コスモス画像

管理費は様々な管理コストのために用いられている。

またセキュリティシステムを導入しているならば、その費用も管理費から支払われています。

ですから管理費は住人が快適に暮らしていくために支払われている対価ということになります。

もちろんこの管理費の何%かは、管理会社の収入にもなっているわけですが、上記の1㎡あたりの相場(エレベーターの設置を前提)の範囲であるならば、管理会社が不当に収入を得ていることにはならないでしょう。

例えば30㎡の単身者向けの住宅の場合は、エレベーターがあるマンションの場合、30×200=6000円ということで、6000円前後の管理費であるならば妥当ということになります。

そして入居者斡旋のために、管理費を安くしているケースもありますが、あまりにも相場よりも安いとなると、どこかで管理の手を抜いている可能性があり、快適な暮らしが犠牲になっているようでは、それも困ったものです。

いずれにしても快適な暮らしのための代価としての管理費、重要な役割を担っています。

 

管理費 – Wikipedia

アパートオーナーは家賃を決められない?管理会社の専権事項?



タイトルとURLをコピーしました