町内会や自治会とアパート経営 アパートに自治会運営費が請求されることも


シャーメゾン

積水ハウス設計施工のシャーメゾン。

関西の超高級住宅街、芦屋市の六麓荘町では町内会の拘束力が強く、一世帯あたり毎年50万円の町内会費を支払わなければならないそうです。

この芦屋市の六麓荘の町内会の場合は、特別な条例によって、町内会の権限が強いそうで、六麓荘に住むためには町内会にきちんと加入し、町内会の求めには応じなければなりません。

もちろん六麓荘町に住む住人は超富裕層なので、50万円といっても軽微な負担なのかもしれませんが。

ところで筆者の所有物件があるエリアにも町内会があり、集合住宅を建てる時に、町内会にお金を支払うことを求められたことを覚えています。

半端でない金額だったと思いますが、すなおに要求に応じ支払いましたが、他のアパートやマンションでも建設時に町内会からお金の支払いを要求しているようです。

そしてさらに毎月、一世帯あたり100円の町内会費の支払いが求められていて、筆者の所有物件に住む入居者さんたちも毎月100円ずつ負担しています。

というか入居者さんの場合は管理会社が共益費と町会費を合わせて請求しているようです。

毎月100円なので、支払わない入居者さんは今のところおられないようです。

ところでこの町内会、自治体ともいいますが、六麓荘のような特別な条例でもない限り加入は

任意なんだそうです。

ですから町内会への加入を断ることができますし、町内会費を支払う義務もないようです。

もちろん何らかの条例によって町内会への加入と費用の負担が例外的に義務付けられてるエリアもあるので、確認が必要です。

そして筆者の所有物件のあるエリアにおいては町内会への加入義務のあるエリアではないので、集合住宅を建てる時に町内会から金銭の支払いを求められても断ることもできたようです。

もちろん町内会に加入しなくなると、回覧版は回ってこなくなりますし、町内会に加入しているからこそ享受できる特典、例えば町内で格安の旅行に行く特典などは享受できなくなります。

また町内会でのバザーのような催し物に参加しにくくなります。

また周辺エリアの耳寄りな情報を得るためには町内会に加入していたほうが有利でしょう。

ですから加入するかどうかには、メリットとデメリットを比較して判断しなければなりません。

デメリットといえば町内会費の支払いになりますが、支払った額だけのメリットがあるのならば加入したほうが良いのかもしれません。

町内会 – Wikipedia

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