アパート経営と法律一覧

アパート経営には様々な法律が関係してきます。そのような法律に精通することも、アパート経営を行っていくうえで重要な事柄です。とくに管理会社や入居者となんらかのトラブルに直面した時に、法律にそって解決を図ることになりますのでアパートオーナーにとって法を知っていることは重要です。

お部屋の鍵を家主や管理会社が無断で開けることが許されているケース

多くの方が、家主や不動産管理会社が入居部屋の予備の鍵を所持していて必要があれば、鍵を開けて中に侵入することができると考えておられるかもしれません。そして確かに今でもそのようなアパートマンションがあることと思います。しかし近年は、アパートオーナーも管理会社も鍵を所持していないことも少なくありません。

家賃の値上げ 入居者と大家 更新時に値上げが求められたら

ある知人が家賃の話をしているときに「家賃は値上げすることがあっても、下がることはない」と言われていました。厳密にはそうではないのですが、しかし概ねその通りです。また筆者の所有物件がお世話になっている大東建託パートナーズの担当者も「場合によったら値上げするように・・

エアコンが故障 管理会社や家主がなかなか修繕してくれない

冬の寒い時期や夏の暑い時期にエアコンが必要な時に、エアコンが壊れてしまうと一大事です。賃貸暮らしをしているならば、とにかく管理会社に連絡して、すぐにでも修繕してほしいと思うことでしょう。しかし待てども待てども、修繕の連絡が来ません。例えば毎晩の熱帯夜で、汗だくになりながら過ごすのが苦痛になってきます。

立ち退きをを強く求めることができるケース 家賃滞納 用法違法

古くなったアパートを建て替えるということは、アパートオーナーであるならば検討する事柄です。しかし建て替えのさいに厄介になるのは賃借人の理解を得て、そして立ち退き料などを支払って明け渡してもらうことです。とにかく賃借人は借地借家法によって手厚く保護されていますので、力づくで明け渡しを求めることはできません。

第一種低層住居専用地域でのアパート!!3階以上のアパートは無理

土地を買うならば低層住居専用地域で買えという言葉がありますが、しかしアパート経営のためにアパートを建てるとなると事情が異なります。なにせ建物制限の多い地域で、この地域における絶対高は10~12mまでです。つまりはせいぜい2階までとなり3階以上の高さとなると・・

町内会や自治会とアパート経営 アパートに自治会運営費が請求されることも

関西の超高級住宅街、芦屋市の六麓荘町では町内会の拘束力が強く、一世帯あたり毎年50万円の町内会費を支払わなければならないそうです。この芦屋市の六麓荘の町内会の場合は、特別な条例によって、町内会の権限が強いそうで、六麓荘に住むためには町内会にきちんと加入し、町内会の求めには応じなければなりません。

不動産の契約書でしばしば書かれている甲や乙とは誰のこと?

不動産の契約書や賃貸契約書には、小さな字で多くの事柄が記載されています。十分に理解するためには根気強く読まなければなりません。ところで、しばしは甲や乙という言葉がでてきます。これはそれぞれ何を意味しているのでしょうか。この甲や乙の記載は時々見かけますが、決まりのようなものがあるようです。