オーナー査定のために銀行員が訪問?  すべきこと すべきでないこと!!


アパートオーナーにとって銀行との付き合いは重要です。

というもの多くの場合、アパートオーナーになる時に銀行から資金を借りて賃貸住宅経営を行うようになるからです。

しかも融資のための審査を通過してお金を借りれるようになっても、そのしばらく後にも資金が必要になる時があるかもしれません。

例えば、大規模修繕工事、リノベーション、建て替えなどで様々なタイミングで資金が必要となる場合があります。

ですからお金を借りれるようになっても、その後の銀行との付き合いは重要になってきます。

ではどのように付き合えば良いのでしょうか。

まず銀行員は周期的に渉外担当者が、アパートオーナー宅を訪問してきます。

この時には、銀行が扱っている商品の提案があるかもしれませんが、ただ業務上の事柄だけでなく他愛のない会話も行うことでしょう。

ただそのさいに、何を話すかに注意しなければなりません。

おそらく銀行員はオーナーの話に耳を傾けてくれることでしょう。

しかしだからといって何でも喋ればよいというわけではありません。

というのも銀行員はオーナーの話されていることを、しっかりと覚えており、オーナーをいわば「査定」しているのです。

例えば、旅行の話などは楽しいですし、話しやすいものですが、しかしあまりにも豪華な旅行を楽しんでいるという印象を与えてしまうと、銀行サイドどしては、「この人は旅行で、お金を浪費している」という烙印を押されてしまうかもしれません。

りそな銀行画像

りそな銀行。都市銀行の1つ。

またオーナーの自宅や所有物件を、銀行員はよく観察しています。

例えばオーナー宅や所有アパートの玄関先がきれいだろうか?

お花を植えているならば、よく手入れされているだろうか?

自宅のなかにある時計は、正確な時刻を表示しているだろうか?

自家用車が、急に高級車に変わっていないだろうか?

などです。

こういった事を観察して、信用度が計られていることがあります。

またアパートオーナーも管理会社に任せているてんが多いかもしれませんが、しかしアパート経営の責任者は、オーナーです。

ですからアパート経営に無関心ではなく、積極的な関心を持っているということを示すことも重要です。

このように種々の事柄に気を配り、銀行サイドからの「オーナー評」の点数をあげていきたいものです。

そのようにしているならば、資金のてんで銀行の助けを必要とする時には、銀行は助けてくれるでしょう。

銀行への毎月の返済額を減らすには 借り換えか銀行との金利交渉

一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)