インターネット無料化の費用対効果 判断が難しい?


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インターネットの無料化は客付けに有利に働く。

以前の話ですが、大東建託の営業担当が来られた時に、空いた部屋がなかなか埋まりませんと、不満を述べると、そのことを建物の管理会社の大東建託パートナーズの担当者に伝えていたようで、大東建託パートナーズの担当者が来られた時に、今の時代は客付けで有利になるためにはインターネットを無料で使えるようにするか、ペット飼育可の物件にすることができると言われたことがあります。

ところでインターネット無料化ということですが、そのための工事を行うこと自体は難しいことではありませんが、しかし費用はかかります。

そこで問題となるのが、インターネット無料化にするためにかける費用にはそれだけの効果があるのかというてんです。

具体例として最もシェアが高いと思われるNTTのフレッツ光ですが、無料で使用できるようにするためにはどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。

もしも初期費用を0円にする場合、アパートオーナーが毎月NTTに支払う料金は

部屋数が17部屋以下の場合は、1部屋あたり2400円(税別)

部屋数が18部屋以上の場合は 1部屋あたり1800円(税別)

となっています。

ですから10部屋あるならば、毎月のアパートオーナーの負担額は24000円(税別)となります。

賃貸マンション画像

都心部にある規模の大きな賃貸マンション。

そして入居者さんには別途プロバイダー料金を支払う必要があります。

どのプロバイダーにするかは入居者さんが選ぶことになりますが、500円~1000円程度の料金です。

ところで問題は毎月にそれだけの費用を負担するだけの効果がどれだけあるのだろうかというてんです。

もちろんアパートオーナーがインターネット無料のためにかけた費用は不動産経費に計上することができると思いますので、節税効果や国民健康保険料の負担を軽減させることはできるでしょう。

一方で空室対策に本当に効果が現れるのでしょうか。

さらには家賃を2000円程度値上げすることができるのでしょうか。

もしもインターネット無料化により、お部屋の家賃を1部屋あたり平均で2000円程度上げることができるならば、インターネット無料化は効果があったということになります。

一方で家賃は現水準のままであるならば、費用対効果があったのかどうかは疑わしいでしょう。

インターネット無料化にするかどうかは、管理会社などの意見をよく聞いたうえで慎重に判断する必要があるでしょう。

追記:インターネット無料物件についてですが、速度が遅くて困っているというコメントをよくみかけます。

すべてでそうなのではないかと思いますが、回線が混み合うためか、速度が遅くなる場合があります。

とくに最近はutubeなどの動画を使用するなどして、ネットが大量に使用されることもあります。

とりわけ昼間などの、だれもいないような時間帯はスムーズに使えても、晩などの多くの方が帰宅してネットを使用する時間帯になると、速度低下が生じやすいのかもしれません。

もちろん、それでもやはりインターネットが無料で使えるというのは、入居斡旋で有利になります。

最近はテレビよりも、utubeを見るという人も少なくありません。

それで大手の建設会社でアパートを建てるならば、インターネットが無料で使用できるように標準装備されていることも少なくありません。

また将来的には、すべてのアパートでインターネットが無料で使用できるように、計画している大手の管理会社もあります。

数年先にはインターネットを無料で使用できるアパートやマンションがスタンダードになるかもしれません。