賃貸住宅のアパートといえば、全国的には大東建託がよく知られています。
というか賃貸住宅シェアでは圧倒時なトップシュアを長年保っています。
ところが賃貸住宅だけでなく戸建住宅や分譲マンション等なども合わせると、トップシェア企業は大和ハウス工業と積水ハウスになります。
筆者の住んでいるエリアでも、最近は積水ハウスの賃貸住宅シャーメゾンが次から次へと建設されています。
大東建託のアパートや大和ハウス工業のdroomの新しい建設はあまりありません。
ところで大和ハウス工業と積水ハウス、建設業界でのブランド力は双璧と思われるぐらい強いです。
しかもこの2社ですが、なぜかもともとは大阪資本の会社で大阪に本社があります。
ちなみに大東建託についてはもともとは愛知県発祥だったと思いますが、現在の本社は東京の品川にあります。
ところで賃貸住宅にしても戸建住宅にしても物件オーナーになるとき、積水ハウスにするか大和ハウスにするかで迷うこともあるかもしれません。
そこでこの2社の特徴についてわかる範囲でまとめてみました。
まずは建築費用についてですが、おそらくは積水ハウスのほうが高いと思われます。
なぜ高いのかというと、使用してる資材等が高いためかと思います。
例えば遮音性や耐久性に優れたダインコンクリートという外壁などは、かなり高そうです。
しかしその一方で、建物のある部分や設備では、安い資材を用いている箇所もあるともいわれています。
なのでエアコンや給湯器が壊れるということが、しばしば生じるかもしれません。
それでなぜあんなにも高いの?ということになるのかもしれませんが、コストパフォーマンス重視ならば積水ハウスはむいていないのかもしれません。
さらに最近では施工不良問題が取りざたされるようになりましたが、施工不良や不備となると、積水ハウスについてはあまり聞きません。
その一方で大和ハウス工業の場合は、しばしばこの問題が生じています。
2019年にも建築基準不適合問題が発覚しましたが、違反物件は約4000棟だということが明らかになっています。
ところで総合的な売上高では、大和ハウス工業が大きくリードしているようです。
さらに重役報酬や従業員の給与においても大和ハウス工業のほうが上回っています。
それだけ大和ハウス工業のほうが、儲かっているということなのでしょうが、ユーザーとしてはどちが良いのかとなると、ユーザーの求めていることや、考えによって異なってくるのでしょう。
人気の積水ハウスのシャーメゾン 遮音性では賛否両論が 騒音トラブルになったら
大和ハウス工業オフィシャルサイト (daiwahouse.co.jp)
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