住んでみたい住居に入居を決める前に重大な欠陥がないかどうかを調べてみる


筆者の知り合いが、賃貸の戸建住宅に住むことになりましたが、木造の2階建てです。

やや築年数が経った建物ですが、部屋数や部屋の広さは十分のようです。

ただ住んでみてわかったのは2階の一部で雨漏りしていることがわかったようです。

さっそく物件を管理している管理会社に連絡したそうですが、なかなか修繕してくれないとか・・。

管理会社と物件のオーナーさんとの修繕の協議がうまくいかないのでしょうか。

市街地画像

ところで不動産の物件というのは販売にしても賃貸で募集しているにしても、物件が完璧な状態でそうしているわけではありません。

なんらかの欠陥や問題を抱えた状態で、販売されていることもあります。

そこで居住してみて、そのような問題点に気づくということも少なくありません。

そこで不動産の物件を購入したり賃借したりする前に、入念に建物の状態をチェックするのは大切な事柄です。

ではどのようなてんをチェックすることができるのでしょうか。

まず外壁についてですが

クラックや塗装剥がれなどがないかを確認することができます。

例えばコンクリートのクラックですが、0.3ミリ未満のものであるならば問題はないようですが、0.5ミリ以上あるならば点検してもらう必要があると言われています。

さらに天井部ですが天井部に雨漏りの跡がないかどうかを確認してみることもできるでしょう。

雨漏りの跡については、すぐに確認ができますし、実際に雨漏りするならば、早急に修繕してもらう必要があります。

さらに建物の傾きについても水平器などで確認することができます。

最近は建物の傾きを確認できるスマートフォンなどもあるようですが、建物が傾くと、窓や扉の開閉にも影響が生じるようになります。

さらに物件の日当たりがどうかを確認することも大切です。

南向きの物件と言われても、南側に日あたりの妨げとなる建物があると、日当たりはよくありませんし、実際にどの程度の日あたりなのかを目視することは大切です。

そして臭いですが、水周りの設備からの悪臭がしないかどうかを確かめてみることもできます。

実際に引越したものの引越し先の台所からの悪臭のために、困ったという事例があります。

そのような場合には、排水管の洗浄作業をお願いしましょう。

このように簡単に行える物件のチェック項目を取り上げましたが、購入する前に、また賃借する前にこれらのてんを点検してみることができるでしょう。

追記:さらに

住まないほうがよいアパートの特徴

という記事にも書きましたが

外壁が、膨らんでいるように見える場合は、木造の柱が腐ってきている可能性があります。
さらにはシロアリによる被害に遭っている可能性もあり、床がガタガタしているかもしれません。

というてんも簡単にチェックすることができます。

このように

・外壁(0.5ミリ以上のひび割れがないか、木造の場合膨らんでいないか)

・天井(雨漏りの痕跡がないか)

・床(ガタガタしていないか)

・台所が臭くないか

・騒音

などをチェックしてみることができるでしょう。

雨漏り – Wikipedia