入居する賃貸住宅を選び方が男性と女性とでは違う?


物事を選択する時に、人間の心理としては無難な選択をすることが多いように思われます。

例えば自家用車の色を選ぶ時に、白とかグレーといった、おとなしい色を選ぶ方が多いかもしれません。

どちらかといえば色については女性よりも男性のほうが、無難な色を選ぶ傾向が強いように感じます。

というのも女性のほうが赤系などの色の自家用車を選ぶ傾向があるからです。

あるいはスマホや携帯電話でもデズニィー柄の機種を選ぶ男性はほとんどいないでしょう。

しかし女性の場合はデズニィー柄の機種を選ぶ方が少なくありません。

機能やスペックよりも見た目といったところです。

一方で賃貸住宅物件にも、だれからも嫌われないような、言ってみれば無難ともいえる物件が多くあります。

外壁の色は白かベージュ、グレーといった色で、これといった特徴があるわけではありません。

しかし基本的な設備は整っており、家賃も周辺相場の範囲となると、機能やスペックで選ぶ傾向がある男性には選ばれやすいかもしれません。

それはそれで問題があるわけではありませし、それで高い入居率を維持しているならば、それで良いのかもしれません。

しかし一般的な傾向としてですが、無難であまり特徴のない物件の場合は、だれからも嫌われないかもしれませんが、入居率では苦戦する傾向にあると言われています。

なぜでしょうか。

アパート画像

大東建託設計施工管理のアパート。建物のデザイン性では定評がある。

おそらくはその理由の1つは特徴のある物件を選ぶ傾向がある女性が多くの場合、物件選択の権限があるからではないからと思われます。

例えばファミリータイプの物件の場合は、最終的な決定権はご主人にあっても、奥様の意見を無視することはできないでしょう。

また単身男性であっても物件を選ぶさいには母親や、単身赴任の場合は奥様の意見が決定を左右する場合があります。

どちらかといえば機能やスペックを重視する男性に対して、女性は「見た目」や「カワイイ」といったことを重視します。

女性にとって機能やスペックは、次に重要な事柄なのでしょう。

例えば、これは知人宅で実際に生じたことですが家のリフォームでクロスの張り替えのさいには、男性は白などの落ち着いた柄のクロスで十分と考えるかもしれませが、女性はそうではありません。

女性は花柄模様のあるクロスなどの「カワイイ」ものを選びます。

結局その家庭では、奥様の意見がとおり花柄模様のクロスが採用されました。

ですからだれからも嫌われない物件というのは、女性目線からすると「魅力のない物件」と写ってしまうのかもしれません。

もちろん奇抜なものは、逆効果になるますが、適度に「見た目」や「可愛さ」にこだわった物件のほうが選ばれやすいといえるでしょう。

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