アパート経営を行えるエリアとは?人口の増減や最寄り駅の乗降客数から割り出せる


アパート経営が成功するかどうかの大きな要素の1つに、どの場所で行うかというてんがあります。

これはかなり重要です。

というのも全く同じアパートを建てても、建てる場所によって入居率も異なってきますし、家賃も異なってくるからです。

ではこの場所がアパート経営に向いているのかそうでないかをどのようにして見分けることができるのでしょうか。

市街地画像

このてんでは見分けるのに役立つ事柄が幾つかあります。

そのうちの幾つか取り上げてみたいと思いますが、まずは

その市町村の人口の増減があります。

当然、人口が減り続けている過疎化が進んでいるような市町村は、アパート経営に向いていない場合が多いことでしょう。

例えば千葉県の茂原市には人口推移のホームページがありますが「茂原市の人口推移」によると

2010年 93015人

2015年 91424人

2020年 88879人

茂原市の人口推移 | 千葉県茂原市の公式サイトへようこそ! (city.mobara.chiba.jp)

と明らかに人口の減少が進んでいるエリアであることがわかります。

おそらくは、このようなエリアでアパート経営を行うとしても、かなり苦戦することが予想されます。

このような市町村の人口の推移については市町村が公表している場合もありますので、インターネット検索をして調べることもできるでしょう。

ところでアパート経営に向いているエリアがどうかを調べる別の要素として

最寄り駅の乗降客数があります。

最寄り駅の乗降客数が当然、多ければそれだけアパート経営に向いているエリアといえるでしょう。

例えば2016年のJR西日本で乗降客の多い駅のベスト10ですがJR西日本の「なんでもランキング」のページによると

1位 大阪 431,543人
2位 京都 200,426人
3位 天王寺 145,100人
4位 京橋 131,880人
5位 三ノ宮 122,954人
6位 鶴橋 98,201人
7位 広島 74,592人
8位 神戸 70,301人
9位 岡山 67,216人
10位 新今宮 64,614人

なんでもランキング:JR西日本 (westjr.co.jp)

となっています。

大阪駅や京都駅は別格ですが、おそらくは数万人以上の乗降客があるならば、その駅のエリアはアパート経営に向いているといえるかもしれません。

このように市町村の人口の推移や最寄り駅の乗降客数は、アパート経営に向いているかどうかの目安となる場合があります。