修繕積立金 10000円以下だと要注意 将来の値上げや一時金の可能性が


アパートオーナーにとって、留意していなければならないのは、修繕費用を取り分けておかなければならないというてんです。

それではどれぐらいの費用を修繕費用として取り分けておかなければならないのかとなると、正直なところ、様々な意見があり、どの意見を採用して取り分けておけば間違いないのか迷うところですが、私のような貧乏なアパートオーナーにしてみると、あまりにも不確かな事柄なので不安や心配になるものです。

ところで分譲マンションを買うと、その物件のオーナーになります。

例え小さなマンションの1戸でも、タワーマンションの1戸でもオーナーはオーナーです。

正確には区分所有者になります。

マンション画像

市街地にある高層の分譲マンション。

そして区分所有者も、自己物件の修繕費用については自己で負担していかなければなりません。

そしてマンションの共有部分も区分所有者全員で費用を負担していかなければなりません。

一般的には修繕積立金という形で、共有部分の大規模修繕工事に備えて、お金を蓄えていきます。

ところでこの修繕積立金ですが、1戸につき10000万円とか1万5000円といった具合に毎月徴収されます。

ですから賃貸でのマンション暮らしならば家賃と管理費の支払いだけですみますが、分譲マンション暮らしとなると、管理費と修繕積立金、そして住宅ローンの返済と固定資産税の支払いといった具合に、住居のための支払いがけっこうな額になっていきます。

しかも修繕積立金については、誤解をしている方もおられるのかもしれませんが、入居時の修繕積立金が10000円だと、区分所有者の間はずっと10000円ですむといわけではないようです。

もしも修繕積立金が不足しているならば、管理組合によって修繕積立金が値上げになることもあるようです。

さらにさらに修繕積立金の一時金制度とういものもあり、10年やその他の期間のサイクルで修繕積立金として30万円や、場合によれば100万円を請求されることがあるのです。

もちろん修繕積立金の一時金制度のないマンションもありますが、毎月の修繕積立金が10000円以下の場合は、修繕積立金の一時金制度がある可能性があるでしょう。

もちろん金持ちならば30万や100万もポンとだせるかもしれませんが、家計が楽でない時に30万や100万と言われても・・となるでしょう。

いずれにしても物件のオーナーになるということは大変なことです。

追記:ライフルホームズのサイトの「マンションの修繕積立金の相場はいくら? 将来的に値上げもある?」には

マンションを購入した後に毎月支払うのは住宅ローンだけではありません。購入後には管理費や修繕積立金も支払わなければなりません。しかも修繕積立金は一度決まったら終わりではなく、値上げされることもあるのです。

【ホームズ】マンションの修繕積立金の相場はいくら? 将来的に値上げもある? | 住まいのお役立ち情報 (homes.co.jp)

と書かれていて、修繕積立金は将来的に値上げされることがあると書かれています。

値上げの理由は、様々ですが、初期に設定されていた修繕積立金の金額が安かったという理由が1つにはあるようです。

やはりマンションを買ってもらうためには、マンションの販売会社は初期の修繕積立金を安く抑える傾向があるようですが、しかしそのツケを将来、支払わなければならなくなります。

大規模修繕工事費用 積立てておくのはオーナーの宿命