アパートやマンションなどの集合住宅にしても、きちんときれいに管理されている物件にだれしもが住みたいと思うものです。
筆者も私用で幾つかのアパートやマンションに足を運ぶことがありますが、廊下がとても汚れていたり、階段部分が破損しているような物件もありますが、必要な清掃や修繕が行われないままに放置されているような物件もあります。
一応、管理会社による、管理が行われているようですが、この管理会社は、一体何をやっているんだと考えてしまうことがあります。
ところで管理会社による管理の仕方というか、質には多少なり差があります。
そして多くの場合は、アパートやマンションの共有部分を見れば、その管理会社の管理の質を知ることができるとも言われています。
もちろんこのてんは、賃貸住宅でなく管理組合などがある分譲マンションでも同じことが言えます。
それでは、共有部分のどんな箇所をチェックすることができるのでしょうか。
このてんでまず目に留まるのが
集合ポストです。
集合ポストに特にに目立った汚れはないでしょうか。
空室になっている部屋などに、きちんときれいに空室のために投函禁止等の張り紙などがしているでしょうか。
不用チラシ入れを置いているならば、きれいに不用チラシが捨てられているでしょうか。チラシ以外のゴミなども捨てられたままになっているでしょうか。
さらにチェックしてみることができる箇所としては
ゴミ集積場です。
マンションの管理人が、最も気を使うのが、このゴミ集積場かもしれません。
なかにはゴミ出しのマナーの、いい加減な住人さんがいるからです。
なかには、収集されないゴミを平然とゴミ集積場に捨てる方もいます。
ですからゴミ集積場の管理は、とても大変なのですが、そこで管理の質が問われることになります。
なかにはマナーの悪い入居者へ、書き殴ったかのような張り紙をしているマンションなどもありますが、マナーの良い入居者にとっては、あまり気持ちのよいものではありません。
またゴミ集積場も、きれいに清掃や洗浄が行われているかをチェックしてみることもできるでしょう。
ところで管理の質を知るうえでチェックできる他の箇所は
駐輪場です。
駐輪場全体がきれいかどうかも大切ですが、放置自転車が放置されたままになっているかどうかをチェックしてみることができます。
最近では賃貸住宅でも放置自転車対策を実施しているところもありますが、管理会社の担当者によって対応が遅い担当者もいます。
このように共有部分の
集合ポスト、ゴミ集積場、駐輪場を見ることによって、管理会社の管理の質を知ることができるということについて取り上げました。
他にもチェックできる箇所はあるかもしれませんが、管理の質は、入居率において見過ごすことのできない要因となります。
追記:ウィキペディアによるとマンションの管理の適正化の推進に関する法律についての言及がありました。
土地利用の高度化の進展その他国民の住生活を取り巻く環境の変化に伴い、多数の区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることにかんがみ、マンション管理士の資格を定め、マンション管理業者の登録制度を実施する等マンションの管理の適正化を推進するための措置を講ずることにより、マンションにおける良好な居住環境の確保を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする法律である(同法第1条)。
と書かれており、あまりにもずさんな管理をする会社の場合、違法な会社になってしまうかもしれません。