社会保険料といえば健康保険と年金です。収入があるならば支払うことが求められます。税金のようなものですが。その一方で所得税や住民税は支払った分が控除の対象にはならないのに対して、健康保険と年金については支払った分だけ控除の対象になるというメリットがあります。それで、控除の対象となるのは年度内ですので、年度内に社会保険料の支払額を調整を行うことにより、節税することもできます。例えば不動産収支が大きく黒字になりそうな年度であるならば、年度内に、社会保険料を多く支払うことができますし、その逆もしかりです。そのために自動引落にしないで、社会保険料を支払っていくのもアリかもしれません。