アパートオーナーは大変ネット

賃貸住宅経営を行うということは事業者になるということ?

昔の事柄ですが、亡くなった父から、マンションを相続してしばらくしてアパートローンを借りている銀行の担当者が来られました。

銀行の担当者いわく

「事業のほうはどうですか」

と尋ねてきました。

事業、つまりは相続したマンション経営のことを言っいるわけですが、不動産物件を所有し賃貸を行うならば、それは立派な不動産賃貸業、つまりは事業にあたるのです。

ですから借りているアパートローンも住宅ローンではなく事業性ローンとみなされます。

ということは、これまで給与収入しかなった人間が小規模ながらでも

アパート経営を始めるならば事業者にもなるのです。

 

そしてこのように比較的、手軽に起業することができるというのもアパート経営のメリットともいえるかもしれません。

具体的にどのように手軽に起業できるかについてですが、特別な才能、スキルさらには人脈がとくになくても行えるというてんがあります。

もちろん不動産についての経験がなくても始めることができますが、ある程度は不動産についての知識があったほうが良いというのは言うまでもないことです。

このような知識によって不動産投資の失敗を防ぐものになるからです。

アパート経営は起業しやすい事業ともいわれている。

さらにアパート経営が起業しやすい理由があるとすれば、比較的に少額の資金でも始めることができるというてんがあります。

おおむね300万円以上の資金があるならば始めることができるでしょう。

もちろん不動産などの資産を持っているのならば、それを担保にして融資を得て始めることもできます。

さらに収入が多くなても不動産投資は行うことができます。

なぜかというとアパートを購入するさい、銀行からアパートローンを借りますが、

銀行サイドとしては不動産向け融資は比較的行いやすい

 

からです。

というのも購入したアパートそのものを担保にすることができるので、アパート経営に失敗したとしても銀行サイドは担保を押さえればよいわけで損失を最小にすることができるからです。

もちろん銀行からの融資を受けるさいに審査があり、現在の年収状況も検討されますが、重要視されるのは、長期的にアパート経営によって収益を得続けることができるかというてんにあるようです。

ということで気軽に何か起業をしたい時には、比較的起業しやすい事業の1つアパート経営を検討してみることができるでしょう。

 

追記:起業しやすいというメリットはあるものの、起業してからが重要です。

というのも起業してからは、大家ないしはアパートオーナーになるわけですが、勝ち組大家は1割未満とも言われています。

日本経済新聞の2013/4/27には「不動産投資は楽じゃない 「勝ち組大家」の汗と涙 」という記事が掲載されていましたが、大家で勝ち組になるのは、今は並大抵の時代ではなく、成功するのは100人中数人程度とも書かれています。

実際のところは100人中、もっと多いとは思いますが、しかし本当に成功するのは容易ではなく、オーナーの自助努力が必要だということです。

そして成功するためには、入居率を上げること、キャッシュフローを意識すること、銀行との関係をより良いものにし、金利交渉などでローン金利を極力抑えること、建物管理会社の選択を誤らないことなど、多くの事柄が関係してきます。

そしてなによりも、どの場所、エリアの物件かということも、とても重要です。

エリアの選択の良し悪しが成功するかどうかの、かなりの程度かかっているといっても過言ではありません。

たしかに素人でも不動産投資は行えます。

しかし成功する可能性は大きくないというてんも認識しておきましょう。

 

個人事業主 – Wikipedia



モバイルバージョンを終了