アパートオーナーになるためのアパートを建てる時には、資金が必要になります。
多くの場合は、銀行からアパートローンをひいて行うわけですが、返済実績がない初期のころは、銀行もなかなか貸してくれないといったことがあります。
その時に頼りになるのが、信用保証協会です。
この信用保証協会について一般社団法人全国信用保証連合会のサイトでは
「信用保証協会」は、中小企業・小規模事業者の皆さまが金融機関から「事業資金」を調達する際に、保証人となって融資を受けやすくなるようサポートする公的機関です。全国各地に信用保証協会があり、各地域に密着して業務を行っています。「信用保証制度」は、中小企業・小規模事業者、金融機関、信用保証協会の三者で成立しています。
引用:初めての融資と信用保証
このように、どうしても銀行からの融資が難しい時に、信用保証協会になかに入ってもらって、銀行からの融資を受けやすくするための機関です。
もちろん保証するかどうかの審査もあり、必ずしも保証してもらえるわけではありません。
一般的にはアパート経営を副業としているサラリーマン大家の場合は保証してもらえないとも言われています。
さらに審査をパスしても、保証を受けることができても保証料は決して安くはありません。
保証料がどれくらいになるかは、ケースバイケースによりますが、事例としては2000万円の融資を受けた場合、保証料が150万円程度かかることがあるようですので、決して安くはありません。
ですからどうしても銀行が融資を渋る場合などに信用保証協会を活用するのが賢明といえるでしょう。
ところで信用保証協会の活用は、あくまでも銀行から融資を受けるためのツールとしての役割にとどめておき、銀行から融資を受けることができるようになるならば、返済実績を積み上げていき銀行との関係を強化していきましょう。
そうするならば、銀行サイドもやがてはローン金利を交渉次第では下げてくれることもあるかもしれませんし、信用保証協会の保証なしでも追加融資にも応じてくれるかもしれません。
このような形になれば、融資のことではさほど心配することがなくなるかもしれませんが、しかしアパート経営初心者のころは、銀行に相手にもしてもらえないこともあり、そのような時は信用保証協会に頼ることができます。
銀行から断られてノンバンクを利用することのメリット デメリット