レオパレス21 今期はV字回復?


アパート施工不良問題で揺れるレオパレス21。

昨年あたりから、いろいろとアパートの施工等で問題が表れてきていましたが、2019年2月の社長同席による謝罪会見を契機に、汚いものをすべて吐き出すかのような状態になり、レオパレス21のアパート=欠陥アパートといったイメージが定着するようになってしまいました。

こういったさなか、入居者離れによる入居率の低下、レオパレス21の株価の急落といった、経営そのものを揺るがしかねない状況となっています。

そして2019年3月期連結決算が発表されましたが、686億円の赤字となりました。

アパート画像

レオパレス21のアパート群。

やはりといった感じかもしれませんが、この決算発表とともに社長の辞任も発表されました。

このてんについて毎日新聞2019/5/15の「秋の入居再開で黒字回復狙うレオパレス「本当なの?」という記事には

賃貸アパート大手レオパレス21は5月10日、耐火性などに問題が見つかった施工不良と赤字決算の引責で、深山英世社長が5月下旬に辞任すると発表した。レオパレスは全国3万9085棟のすべての物件の調査と補修を夏までに終え、秋から再入居も含め入居者の募集を再開することで、今期は黒字確保を狙うという。本当にそんなV字回復が成り立つのだろうか。

引用:https://mainichi.jp/premier/business/articles/20190514/biz/00m/020/008000c(アクセス日2019/5/15)

と書かれています。

このように今年の夏までにすべての物件の調査と改修を終えたいとのことですが、はたしてそれが可能なのかという疑問が生じます。

おそらくはそのためには遅くても6月には調査を終えてないと夏までに改修も終わらせるというのは厳しいのではないでしょうか。

さらに秋には入居を再開して、今期は最終的には黒字にしたいとのことですが、これもまた実現が厳しいのでは?といった気がします。

もはや入居者からも信頼されていないアパートの信頼回復までに、そのような短期間で可能なのか?

行える施策としては、募集家賃を思い切り下げて入居率を上げるという方法がありますが、サブリースの場合、その場合、オーナーに支払われる賃料のほうが多くなり、結果的には赤字になります。

オーナーに支払う賃料も当分は下げないとアナウンスしていますが、またまたオーナーさんに頭を下げて賃料を下げてもらうことにならなければよいのですが。

追記:6月が過ぎましたが、いまだに不備物件数は拡大していること。

入居率が下がり続け下げ止まらないこと。

新規営業は当面、自粛すること。

などなどV字回復はすぐに行えるのはかなり厳しいように思えます。

今後の動向に注視していきたいと思います。

また国土交通省のウェブサイトには以下の相談窓口が紹介されていました。

(1) (株)レオパレス21において、以下の窓口が設置されています。
【物件所有者】 株式会社レオパレス21
電話番号 0120-082-991
受付時間 10:00-19:00(水曜日10:00-18:00)
【入居者】    株式会社レオパレス21
電話番号 0120-911-165
受付時間 10:00-19:00
【株主】     株式会社レオパレス21 IR推進室
電話番号 050-2016-2907
受付時間 9:00-18:00(定休日 土日祝)
【報道機関】  株式会社レオパレス21 広報部
電話番号 03-5350-0445
受付時間 9:00-18:00(定休日 土日祝)

(2) 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(愛称:住まいるダイヤル)に次の消費者相談窓口を設置しています。
【窓口】 電話番号 0570-016-100
PHSや一部のIP電話からは03-3556-5147
受付時間 10:00-17:00(土日、祝休日、年末年始を除く)

(株)レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について

引用:https://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000785.html(アクセス日2020/2/8)

それにしてもレオパレス21の問題でレオパレス21に相談したところで、どれだけ納得のいく回答をえられるかはわかりませんが、どうしても気になるならば活用してみることもできるでしょう。