ずっと昔のことですが、筆者の所有物件の2階の入居者が、3階の入居者が時々、何人かの友人を連れて部屋で宴会をし騒がしくしていること、さらにベランダに出て、たばこを吸い、その吸い殻が2階のベランダに落ちてくることがあるとの、苦情をつづった手紙を、そっと家主のポストに投函していったことがありました。
手紙の内容からして、相当悩んでいたようです。
そこでそのことについて管理会社のほうに連絡し対処してもらうことにしたのですが、管理会社が上手に対応してくれたのか、その後は落ち着いたようです。
このように、アパートやマンションは集合住宅なのでどうしても時々
入居者同士でトラブルが生じることがあります。
では家主としてどのように対処していけば良いのでしょうか。
もちろん最近は、入居者が何か問題が生じると、アパートの家主にではなく、管理会社の連絡して対処を求めるケースが多いように思います。
しかし家主が女性で入居者が女性であるならば、女性同士の会話で、会話の中で、他の入居者についての不満話がでてくるかもしれません。
例えば挨拶しても、知らん顔をするといった人間関係に関する不満です。
この場合は多くの場合、話は聞いてあげても、深入りはしないほうが無難かもしれません。
時が解決することもあるでしょう。

入居者同士のトラブルは多くの場合、管理会社が扱ってくれる。
ところで人間関係に関するトラブルというよりも、騒音に関するトラブルとなると、時が解決するのを待つよりも、速やかに解決を図る場合が良いかもしれません。
もし家主であるアパートオーナーがそのことで、もめていることを知るならば、間に入って解決を図ることもできますが、しかし管理会社に連絡して解決を図ってもらうほうが無難といえるでしょう。
実際のところ、管理会社は騒音などのトラブルの問題を幾度も扱っています。
いずれにしても
騒音の問題は大きな問題と発展することも
ありますので速やかに解決を図るのが最善です。
入居者によっては、騒音の問題で金銭を要求してくる場合もありますので、その場合は管理会社とよく相談したり、法律に詳しい専門家などに相談することもできるでしょう。
集合住宅の部屋の使用 事業用として用いる場合や騒音に対処する方法