太陽光パネルのリスク 頻発する自然災害で壊れた場合


最近は戸建て住宅の屋根や、賃貸住宅の屋上などに太陽光パネルが設置されるのを、しばしばみかけるようになりました。

今後、原発や火力発電依存の電力体質から自然エネルギーへの変換が進んでいくものと思われますが、太陽光パネルの設置も自治体の後押しなどもあって、普及してきています。

私も以前に自物件の屋上に、太陽光パネルの設置を考えたことがあり、大東建託の営業マンにそのことを話したことがありましたがその返答は

「あまりお勧めできない」

ということでした。

シャーメゾン画像

積水ハウス設計施工の賃貸住宅シャーメゾン。屋上には太陽光パネルが設置されている。

どうも何かが起きた時の補償とかで、ややこしくなることがあるんだとか・・。

この何かですが、実際の今の時代、起きています。

例えば台風などの暴風が強力化しており、台風が過ぎ去った後に、太陽光パネルが滅茶苦茶に壊されているケースもあります。

この場合どうなるのでしょうか。

まず動産保険等に入っているならば

災害によって被った損害を補償してもらうことができます。

もちろん自然災害補償の保険についても同じです。

なかにはクレジットカード会社の動産保険で補償の適用となるケースもあるようです。

もちろんいずれを選ぶにしても、どこまで補償してくれるのか確認することが必要です。

ところで屋上などに設置していたソーラーパネルが暴風によって飛ばされて、他人の所有物や他人を傷つけてしまうということは起こりえることです。

この場合は上記の保険の補償の適用外となります。

この場合は

賠償責任保険に加入することによって備えることができます。

保険料もさほど高額ではなく加入することができる保険で、大手の保険会社ならば、どこでも扱っていると思います。

念のためにこの保険にも加入しておくことはお勧めです。

それにしても太陽光パネルを設置したとしても、たいした収入になるわけでもなく、おまけに万が一に備えて保険にも加入するとなると、支払う保険料だけでも収益の圧迫となってしまいます。

今後は暴風や豪雨による自然災害リスクも大きくなっていきますが、そのようななか無保険状態も望ましいましいことではありません。

やはり太陽光パネルの設置については、慎重によく計算したうえで行うのが賢明といえるでしょう。

大東建託の営業マンが言っておられたように積極的にお勧めできることではないようです。

追記:賠償責任保険についてウィキペディアには

賠償責任保険(ばいしょうせきにんほけん)とは、個人の日常生活、あるいは企業の業務遂行や被保険者が所有・管理する施設が原因となる偶然な事故により、第三者(=Third Party;被保険者以外の者)に対する法律上の賠償責任を負担した場合[1]に、被保険者が被る損害(つまり賠償金の支払や負担する費用)を填補する保険のことである。

賠償責任保険

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/賠償責任保険(アクセス日2020/5/3)

と書かれています。

太陽光発電のソーラーパネルは自然災害、例えば暴風などで、壊れそして飛ばされて、他人の所有物、例えば自家用車などを壊す可能性はあります。

この場合、予期できた災害だったかどうか、想定外だったかなどの要素で、法律上の賠償責任負うのかどうかの線引きは難しいのですが、やはり法律上の賠償責任を負わされる可能性があることを念頭に賠償責任保険に加入しているのが無難といえるでしょう。