礼金を支払うことの意義


賃貸マンション画像

入居のさいに家賃1カ月分の礼金の支払いを求められることがある。

最近は入居にさいに礼金0円という募集広告をよく目にするようになりました。

アパート急増による競合物の増加により、入居の敷居を低くして自物件に入居してもらうためにそうするわけですが、近年では管理戸数全国1位の大東建託グループの物件でも空室回避のためか、礼金0円を連発しています。

ところでそもそも礼金とは何なのでしょうか?

もともとは礼金とは権利金のようなものでしたが、今では礼金になったとのことです。

もちろん礼金と権利金は厳密には異なるてんもありますが、一般に礼金の方が低くなります。

そして礼金も権利金も支払ったならば返済されることはありません。

ちなみに私の所有物件は大東建託グループ物件ですが、大家として礼金を受け取ったことは1度もありませんし、入居募集にさいしても礼金は求められていなかったと思います。(最近は大東建託グループの物件は、多くが礼金0円になっているようです)

ところで礼金の意義があるとすれば、それは大家に謝意を示しコンタクトを取るようなものなんだそうです。

といっても今は昔のように、大家と入居者さんが、コンタクトを取ることもあまりなく、知らぬ間に退居していたということも、しばしばあるわけですが、それでは少し淋しく感じます。

大家としては入居者さんに関心がありますし、プライバシーを侵害しない範囲でコンタクトを取ってみたいと思っています。

また大家との良好な関係があるならば、入居者さんにもいろいろとメリットがあるのではないかと思います。

花画像

入居者、管理会社、大家のコンタクトが取れているならば、お互いにメリットがある。

例えばお部屋のことで、何かがあるならば、通常は不動産管理会社に連絡を取れば十分なのには違いがありませんが、不動産管理会社もどうすればよいか判断に迷う時は、大家に判断を仰ぐことがあります。

例えばエアコンが故障したさいに、故障部分のみを修理するか、新しいものに取り換えるかの場合、大家も現入居者の事も考慮に入れて、「あの人だったら新しいものに取り換えようか」というふうになるのです。

最近は人と人との関係が希薄になり、大家とどう接してよいのかわからないという方も少なくないようですが、礼金は不要でも大家に近づいてくれたほうが大家としては嬉しいですし、アパート経営にやりがいを感じます。

そもそも礼金制度、入居者から大家へのコンタクトの手段のようなものかもしれませんが、礼金でなくても大家にコンタクトを取ってくれるならばありがたいです。