踏んだり蹴ったりのレオパレスにもようやく明るい光が・・


大規模なアパート施工不良が明らかになってから、坂道を下り落ちるかのように落ちていたレオパレス21ですが、2020年になって幾らか明るい光も見えてきたようです。

サブリースによる賃貸住宅会社の場合は、管理する賃貸住宅の入居率が80%を超えている必要があります。

そして入居率が85%以上であるならば安定的に利益を得ることができる水準にあることになりますが、レオパレス21の場合は、アパート施工不良が明らかになってからは、入居率が下がり続けていました。

そして2019年の秋ごろから入居率が80%を割るようになり、アパート管理業においても赤字になっていたようですが、しかしどうやら入居率は下げ止まってきたようです。

このてんについて日本経済新聞2020/2/8の「レオパレス入居率回復 80%台に、逆ざや回避へ」の記事には

レオパレス21のアパート賃貸の入居率低下に歯止めがかかってきた。7日発表の1月の入居率は80.19%と、「逆ざや」転落のメドとなる80%割れ水準を4カ月ぶりに脱した。施工不良問題による物件調査や改修工事が進み、入居者の募集を再開できる物件が増えたため。ただ、来期以降の業績の回復には繁忙期の3月に計画通りの入居率(85%)を確保できるかが焦点になる。

引用:https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&n_cid=DSMMAA13&ng=DGKKZO55401540X00C20A2EA5000&scode=8848&ba=1(アクセス日2020/2/8)

と報じました。

レオパレス21の画像

レオパレス21の木造アパート。

このように2020年1月に入居率が80%以上へとようやく回復したようです。

要因としては、施工不良問題による物件調査や改修工事が進み、入居者の募集を再開できる物件が増えたためということのようです。

さらに契約の6割を占める法人顧客からの、入居が多いとも言われています。

法人の場合は、単身赴任者などが多いのかもしれませんが、レオパレス21のアパートは家具家電がそろっていることもあり入居しやすいというのがあるのかもしれません。

そして今後さらに春の入居者が多くなるシーズンになるとさらに入居率が改善されていくことも十分に考えられます。

2019年は、ほとんど暗いニュースばかりだったレオパレス21ですが、ようやく暗いトンネルから抜け出せそうな光が見えてきたのかもしれません。

追記:その後、新型コロナウイルスのまん延で再びレオパレス21は窮地に陥っているようです。

要因としては

・頼みの外国人入居者が国内に入ってこなくなった。

・大学生頼みのワンルームマンション需要が不安定になった。

・施工不良物件の改修工事があまり進んでおらず、当分はそのための費用を支払い続けなければならない。

などの理由があります。

また

ホテル事業から撤退のレオパレス21 資産売却を進める

という記事には

レオパレスホテルは国内に以前は何棟かあったものの、売却され最後に残されたのがホテルレオパレス名古屋だったのが、その最後のホテルも売却されることになり、国内でのホテル事業からは撤退ということになるようです。

さらにグアムにあるホテルの売却も決めているようで、とにかく売れるものは売れといったことなのでしょうか。

さらに2020年8月までに直営店を最大で20店舗を閉鎖することも明らかになりました。

2020年5月までに21店舗を閉鎖しましたが、さらに追加で店舗の閉鎖を行いコストの削減を図るとのことです。

とありますように、資金捻出のために優良資産の売却を進めています。

2020/2月で、かすかな光が見えたかと思いきや、再び光が見えない状態になってしまったかのような状態です。