部屋の広さか それとも部屋数か


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大東建託設計施工管理の完成間近のアパート。

私の所有物件があるエリアにある、とあるマンションですが、部屋数は標準的なファミリータイプの3LDKではなく、部屋数は多くありません。

一方でその近くにある、もう1つのマンションは3LDKです。

いずれも中古で売りに出されており築年数もさほど差はないのですが、マンション価格は部屋数の少ないほうのマンションのほうが高く売りに出されています。

数百万円ほど高くなっているのですが、このことは必ずしも部屋数=物件価格になるわけではないことを示しているように思われます。

この事例は分譲マンションについてのものですが、賃貸住宅においても部屋数=家賃というわけになるわけではないようです。

特に最近は3LDKの賃貸マンションの空室が多くなり、結果的には家賃の下げ圧力が強くなっているように思われます。

原因としては、ファミリー世代自体が、増えないというか、減少傾向にあること、さらには分譲マンションも乱立するようになり、賃貸暮らしから分譲マンションへと変わっていくファミリー世帯が増えていることがあげられるかもしれません。

また分譲マンションの区分所有者が、自物件を賃貸として貸すケースも増えているようです。

ですから今はシングル向けかカップル向けの賃貸住宅需要が大きいようで、新しくファミリー向けの賃貸住宅が建築されることは、あまり見かけなくなったように思います。

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部屋は広いほど、家賃や資産価値が高くなる。

ところで部屋数=家賃と必ずしも成り立つわけではないということですが、部屋の広さ=家賃は成り立つ場合が多いようです。

当然、入居者にとっては、住居空間が広いほど好まれるようです。

最近、メディアで取り上げられているシェアハウス「かぼちゃの馬車」ですが、部屋の広さは8㎡未満で(トイレや洗面台、シャワールームは共有スペースにある)で、とても狭く入居率もかなりよくないと言われています。

ですからシングルタイプの部屋でも少なくても25㎡以上はクリアしたいことでしょう。

もちろん国土交通省のガイドラインではシングルタイプは40㎡が目安となっていますが、しかし土地価格の高い都心部や市街地では40㎡は厳しいでしょう。

土地価格の高いエリアではシングルタイプでも25㎡~28㎡ぐらいが、アパートオーナーにとっては最適ではないかと個人的に考えています。

もちろんカップルタイプやファミリータイプになると、部屋の広さは、さらに大きくなければならないでしょう。

いずれにしても多くの場合、部屋の広さ=家賃が成り立つようです。