賃貸経営を知らない大家さんが非常に多い?


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大東建託設計施工管理のアパート。オーナーは素人でも建築から管理までを建設会社が行ってくれる。

どんな事業を始めるにしても、通常はその事業についてある程度の知識や経験を持ち、これならば大丈夫と確信した時に事業を始めるものです。

ところが不思議なことに不動産賃貸業については、そうではありません。

というかどれだけのオーナーさんが不動産賃貸についての知識を十分に得てから物件オーナーになったでしょうか。

おそらくはほとんどが、不動産賃貸については全くの素人のうちに始めてしまったのではないでしょうか。

そもそも私の父も、不動産賃貸については全くの素人でしたが建設会社の営業マンの誘いにのってしまい、そのまま物件オーナーになってしまい、それを私が相続しました。

相続したさいに、冷静に家賃収入と、建物にかかる費用や支払わなければならない税金等を計算したところ、愕然としてしまったことを覚えています。

この時には、ただノンビリと物件オーナー業をやっていてはダメだと感じて、不動産賃貸についての本やインターネットの情報を習得したり、徹底した節税対策を取っていくことにしました。

結果的には現在は、かろうじて黒字を維持していますが、日々変わりゆく時代、オーナーとして精進していかなければならないと感じています。

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多くの物件オーナーさんが、負け組へとなっていく可能性がある。

ところで素人オーナーさんの多くが、賃貸経営の自覚が薄くて、赤字経営を続けて、自物件の売却や破綻していくケースがあるといわれています。

そもそも賃貸住宅経営を始めたきっかけが、相続税対策とか高い固定資産税を支払わないようにするためといった動機で始めるケースが少なくないようです。

あるいはアパートやマンションを建てると、長期間、安定した家賃収入が入るという甘い勧誘話にのってしまったということもあるでしょう。

ですから賃貸住宅経営を始める前に、冷静に家賃収入と維持管理コストがどれぐらいかかるかについての分析や、入居率が思わしくない場合にどうするのかといった分析などを行ってこなかったかもしれません。

あるいは空室がなかなか埋まらなった場合に、どのようにな手を打つことができるか、また儲けがある時期の節税対策なども行ってこなかったかもしれません。

それで賃貸住宅経営を始めて、10年、15年・・と経つにつれて「こんなはずじゃなかった」と感じていくようになるようです。

いってみれば無免許のドライバーが事故に巻き込まれて、非常に後悔するようなものかもしれませんが、そうならないためにも経営者としてのスキル向上を図り続けることは、これからも重要といえるでしょう。