建設会社からぼったくられないためには


賃貸住宅画像

不動産や建設業界では詐欺まがいの事柄が生じている。

これは実際に生じ得ることですが、家の解体工事費用を3社に見積もってもらったとします。

A社の見積もり金額は250万円。

B社の見積もり金額は300万円。

C社の見積もり金額は350万円。

と同じ解体工事でも施行する業者によって見積もり金額が異なるということは、しばしば生じ得ることです。

この場合、A 社とC社との間には100万円もの差が生じています。

ということで、このケースではC社以外のA社かB社で解体を依頼することでしょう。

というのもC社は、ぼったくっているのではないかという疑念が生じるからです。

残念なことに建設会社のなかには

当たり前のようにぼったくる

という悪習があります。

最近でも分譲マンションの大規模修繕工事にからんだ、ぼったくりともいえる醜聞がメディアで取り上げられるようになりましたが、このような事柄が生じる世界のようです。

ですからアパートオーナーは気をつけなければなりません。

ではどうすることができるでしょうか。

どうしてもアパートの修繕は大なる小なり行わなければなりませんが、とくに大きな工事で費用がかかる場合は

相見積もりを取ることができます。

相見積もりについて三省堂の大辞林には

一つの工事について複数の業者から見積もりを出させて比較すること。また,その見積もり。

引用:あい みつもり あひ- [3] 【相見積(も)り・合い見積(も)り】

(最終閲覧日2018/6/1)

と定義されていますが、この定義のとおり一の工事について複数の業者から見積もりを出させて比較してみるのです。

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相見積もりによって建設会社によるぼったくりをある程度防ぐことができる。

このように相見積もりによって同じ工事を行ってもらうにしても、常軌を逸した料金を請求してくる建設業者を排除することができます。

上記のような解体工事の場合は、解体工事そのものに工事の質に大きな差があるわけではありませんので、他社よりも解体工事費用が高い場合は、ぼったくりを疑ってみることができるでしょう。

ところで工事代金が安ければそれで良いというわけでもありません。

例えば塗装についてですが、使用する塗装の種類によって値段がかなり違ってきます。

高品質の塗料を使用すると、2~3倍ほど値段が上がる場合もあります。

つまりは工事で使用する

材質が高品質で、作業も丁寧で質の高い仕事が

行われるならば、当然それだけ工事費用が高くなるというのも事実です。

ですからあの業者は高いからダメと決めつけてしまうのもよくないかもしれません。

それで相見積もりを取ると同時に、どのような材質が使用されるか、どのような仕方で工事が行われるかも確認し、総合的にに見て顧客本位の仕事をしてくれそうな会社に工事を行ってもらうことが良いでしょう。

追記:電気錠付きエントランスドアのフロアヒンジの交換修理代

という記事には

最初の修繕の見積もりが18万円ぐらいと、想定をはるかに超えた金額で驚きました。
そこで大東建託パートナーズの担当者が「他の業者さんにも見積もってもらいます」とのこと。・・

正直、どれくらいコストダウンが図れたのか、ドキドキしましたが、訪問して来られて相見積もりの書類を見て、安堵しました。
というのも約5万円コストダウンの約13万円(税込み)に下がっていたからです。

ということで、このフロアヒンジの交換工事の場合、相見積もりによって18万円が13万円へとコストダウンすることができたのです。

追記:さらに相見積もりをとることの重要性については以下の記事もご覧ください。

ある賃貸住宅大手の会社は建設コストを下げるために行っている事柄の1つですが、それは例えばエアコンを建設中のアパートやマンションに設置する時に、エアコンの注文先業者を1カ月毎に変えるんだそうです。

例えば1月は富士通、2月は東芝、3月は日立、4月はナショナルといった感じです。

そうすることによってエアコン業者の価格を競争させて、エアコンの調達コストを削減しているんだそうです。

そうすることによって建設コストを下げて、アパートオーナーさんの建設費を抑えて、建設受注をもらいやすくしているそうですが。

もちろんこのような事柄は、大手の会社ならでは行える事柄なのかもしれません。

しかしこのことは次の事を示しています。

建設費においても修繕費用においても、注文できる業者は複数あることでしょう。

となると相見積もり等を行うことによって、かかるコストを下げることができるということです。

このことが如実にあらわれるのが、建物解体工事かもしれませんが、複数の業者に相見積をとると、Å社は300万円、B社は350万円、そしてC社は400万円といった感じで、明らかに金額に差が生じていることがあります。

アパート画像

完成間近のへーベルメゾン。

ところでアパートオーナーは実際にこのことをどのように行うことができるのでしょうか。

多くの場合、物件の管理は管理会社が行っていることでしょう。

ですから通常は管理会社が修繕業者を選んで修繕が行われることになります。

しかし修繕業者が管理会社によって指定されていると、修繕コストが高くなることがあります。

この場合、管理会社に他の業者との相見積もりをとってもらうように依頼することができるかもしれません。

私も過去に修繕工事のさいに、最初に示された見積金額が高いと思ったので、難色を示すと、その管理会社の担当者は他の業者にも見積もりをとってきてくださり、結局は当初の見積もり金額よりも30%程度コストダウンさせることができました。

このように管理会社によったらアパートオーナーの意向を汲んで相見積もりをとってくださることもあります。

もちろん必ず管理会社経由で修繕工事を行わなければならないというわけでもないようですので、アパートオーナーが複数の業者と相見積もりをとってコストダウンさせることもできるでしょう。

このように多くの場合、業者は競合していますので、オーナーにとって有利な業者を選択することによってコスト抑えることができます。

追記:相見積もりについてウィキペディアには

複数の業者から見積を取る事(見積書を提出してもらうこと)を相見積(あいみつもり)と呼ぶ。「合見積」とも表記することがある。・・相見積が行われる目的は複数挙げられる。例えば、最終的な発注・購入価格を抑えたい場合、似たような価格でも品質がより充実したものを選びたい場合、納期が短いものを選びたい場合が考えられる。 ・・価格がある程度以上に大きな発注・購入を行うことになりそうな場合、一般に、相見積を行って比較・検討することになる。これは見積書を一社から提出させるだけでは、比較対象が無く、業者が提出してきた見積がその分野の妥当な価格なのか、それとも業者があわよくば利益を多めに確保しようと価格を標準より高めに提示しているのか判断がつきにくいためである。
複数の業者から提出させることによって、ようやく購入者側は業者の提示したものを相対的に比較検討するようになる。最もお値打ちな価格を提示したり、似たような価格でも明らかに質(仕様や量など)が良い見積りを提出した業者を選定することで、購入者側は予算を引き下げたり出費を抑えたり、あるいは同価格でも より良い内容のものを購入することができるというメリットを享受できるのである。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/見積#相見積の概要(アクセス日2019/12/23)と書かれています。

このように購入者側からすると、相見積もりをとることによって有利になることがわかります。

20/9/5