快適性よりも生産性重視で迷走してしまったレオパレス21😕


快適な住居の条件の1つに、静かな環境というものがあります。

ですから多くの方が、住む場所を選ぶさいには、利便性の高いエリアであると同時に、静かに暮らすことができるかどうかといったことも考慮するのではないでしょうか。

このてんで賃貸住宅などの集合住宅では、しばしば騒音をめぐるトラブルが生じます。

そこでなるべく他の住民に迷惑にならないように注意しながら暮らすわけですが、しかし建物自体が遮音性に優れているかどうかに左右されることもあります。

このてんで以前からレオパレス21のアパートの遮音性については、いろいろと噂が流れていました。

花画像

建物自体が遮音性に優れているかどうかの違いがあることがある。

その噂とは、とにかく遮音性が悪いというものです。

ですから、以前、勤めていた職場の上司が、社宅として賃貸住宅を借りようと探していたのですが「レオパレス21の物件にした」と聞いた時に、内心「レオパレス21にしたのか・・。大丈夫なのかなあ」と思ったものです。

おそらくは、この方はレオパレス21といえば大手の会社で、よく知られたところなので大丈夫だろうと思ったのかもしれません。

事実を知らないとは怖いことです。

結局、この方、レオパレス21に住むことを決めたものの、事情でそこに住むことはなかったのですが。

ところでなぜレオパレス21のアパートの遮音性に問題があるのかについて産経新聞2019年3月7日の「レオパレス施工不良 生産効率高める狙い 高音域の遮音性に問題」という記事には

賃貸アパート大手レオパレス21の施工不良問題に関する物件の遮音性についての調査で、特に救急車のサイレンのような高音域で遮音性に問題が見つかっていたことが7日、分かった。建設工程での生産効率を高めるため、部屋と部屋の間を仕切る「界壁」の内部に遮音性が低い発泡ウレタンを使ったことが要因とみられる。遮音性に問題のある法令違反物件は、すでに判明している771棟からさらに増える可能性がある。

と報じました。

どうやらレオパレス21の場合、部屋の間を仕切る壁に発砲ウレタンを使用していたのが、原因だったようです。

この発砲ウレタン、生産効率を高めるためには、とても良いようですが、その一方で遮音性が悪いというデメリットがあるようです。

このように住居の快適性よりも、生産を重視したレオパレス21の戦略が、今になって大きな足かせになってしまったようなのです。

もちろん企業であるならば、どこかで収益を得なければならないわけですが、住人の快適性を度外視した戦略そのものが判断ミスだったと言わざるを得ません。