車社会といっても不動産の価値は交通の利便性のほうが重視される


車社会になり、多くの家庭で、自家用車が置かれています。

ですから、多少辺鄙な場所でも、自家用車があるから大丈夫と考えてしまいがちですが、不動産の視点からすると決して大丈夫ではありません。

知り合いが、この春就職しましたが、この知り合い、自宅の車を十分に活用していますが、仕事に行くときには公共の交通機関を利用するんだそうです。

というのも、仕事先のオフィスなどが都心部などにあると、自家用車で通勤しても駐車するスペースがないからです。

瀬戸内海画像

のどかな地方では自家用車で仕事に行くことができるのだが・・。

実際のところ、東京や横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡などの主要都市に仕事に行くほとんどの方が、自家用車を所有していても、仕事へは公共の交通機関を利用して行くという方がほとんどではないでしょうか。

ということで、郊外などにアパートを建てる、ないしは購入するにしても、都心部へのアクセスがどうなっているかを確認するのは重要な事柄です。

望ましいのは、最寄り駅までに徒歩10分圏内にあるかというてんですが、実際に徒歩で駅まで歩いて確かめてみるのは良いことでしょう。

安全に安心して駅まで通えるでしょうか。

また駅からアパートまでの間、女性が夜道でも安心して歩けるでしょうか。

また駅前にはショッピングセンターなどがあって、利便性の高いエリアでしょうか。

またその最寄駅から都心部までどれくらいの時間がかかるでしょうか。

いわゆる特急や急行なども停車する主要な駅でしょうか。

ある不動産の専門家の話では、駅から都心部までの時間が20分以内が望ましいのだとか。

関西でいうと千里ニュータウンが20分以内で、大阪梅田に行くことができ、現に千里ニュータウンは今でも活況なエリアになっているんだそうです。

その一方で多摩ニュータウンは東京まで30分以上かかり、今は衰退傾向にあるとも言われています。

2つのエリアに違いは、双方とも郊外のエリアですが、都心部までに行ける時間です。

ということで最寄りの駅から都心部までに、20分~30分以内が望ましいということになります。

このようにアパートの立地は自家用車視点での利便性よりも、公共の交通機関を利用する場合の視点で見ることです。

とりわけ都心部に通勤する方たちをターゲットにするならば、そのことは重要です。

追記:自家用車が必要なエリアがあるのも事実で、そのようなエリアではアパートに駐車場を設ける必要があります。

しかし賃貸住宅需要となると、やはり自家用車の必要な地方ではなく都心部か都市近郊となります。

その理由としては

・近年の自然災害の増大で、とりわけ地方での水害被害が多く、自家用車は水害には弱い。

・地方によっては、近隣住民との交友が不可欠なエリアもあり、近隣住民と上手に付き合えない場合は、村八分になってしまうことがある。

・高齢になるにつれ、自家用車の運転が困難になり、自家用車がなくても十分に生活できる都心部のほうがよいということになる。

・病院やショッピングとなると、都心部のほうが有利になる。

・鉄道網の発達した都心部のほうが、鉄道を利用した旅行がしやすい。ツアーなどの集合場所も都心部になることが多い。

・上記のてんと関係がありますが、都心部の近くにいたほうが、遠方への出張などに行きやすい。

・自家用車の維持費が高い。

などの理由があります。

いずれにしても、車社会であっても車視点でなく公共の交通機関視点でエリアを確認するほうがよいでしょう。