市街地では接道義務にしたがった家屋である必要がある


田舎では、道路から畦道を入った奥に家屋があるということがあります。

畦道ですから、軽トラックが入れるかどうかの道幅しかありません。

畦道の周辺には田んぼや、畑が広がっていることでしょう。

実のところ田舎では、そのようななかで家屋があることは許されています。

しかし住宅が多くある、市街地ではそのようなことは許されません。

といのも建築基準法の第43条には以下のように定められているからです。

建築基準法第43条により、敷地は建築基準法上の「道路」に2m以上(※)接しなければなりません。

大阪府 建築基準法第43条第2項第1号認定、法第43条第2項第2号許可について

引用:www.pref.osaka.lg.jp/kenshi_shinsa/tyousei_kyoka/tyousei_43kyoka.html (アクセス日2020/1/16)

またウィキペディアにも

接道義務(せつどうぎむ)とは、建築基準法(以下「法」)第43条の規定により、建築物の敷地が、道路に2メートル(ないし3メートル)以上接しなければならないとする義務をいう。都市計画区域と準都市計画区域内でだけ存在し、都市計画決定されていない区域では接道義務は無い。

接道義務

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/接道義務(アクセス日2020/1/16)

と書かれています。

木造アパート画像

市街地では接道義務がある。

ではなぜ市街地においては接道義務があるのでしょうか。

それは、例えば災害時の避難経路の確保や、消防車や救急車などの緊急車両が接近する経路を確保するためにあるとしています。

たしかに住宅が密集する市街地で火災が発生しても、緊急車両が入り込むことができなければ、消防作業は制限され、あちらこちらの家屋に火災が燃え移り、大火となってしまうことがあります。

また大きな地震が生じても、避難通路を確保するためには、道路に接する必要があることでしょう。

それで接道義務があるのです。

ちなみに接する必要のある道路とは道路幅が少なくとも4メートルはある必要があります。

ですから車両が入ることができない小さな道路ではよくないということになります。

また地震で家屋の塀などが倒れても、避難できるほどの道路幅を確保していなければならないということになります。