企業風土に問題があったことを認めるレオパレス21


企業になんらかの不祥事が生じると、その次に行われる株主総会が荒れることは珍しくありません。

ところでアパートオーナーにとって、不祥事ということで、強く印象に残っているのは、レオパレス21と大和ハウス工業に施工不良問題です。

とりわけレオパレス21の施工不良はかなりの大規模で、レオパレス21のブランド価値は非常に毀損されており、信用度はかなり低下しています。

そのようなさなかレオパレス21の株主総会が行われましたが、この点についてニュースイッチ2019/6/28の「「信用度はゼロだ」…レオパレス21の株主ら怒り噴出株主総会に前年比2.3倍の378人が出席」という記事には

レオパレス21は27日10時から都内で定時株主総会を開き、昨年の約2・3倍の株主378人が詰めかけた。・・一連の施工不備問題をめぐり株主らの怒りが噴出。険しい表情で臨んだ宮尾社長は冒頭で「トップの意向ばかり気にして、法令を軽視する企業風土があった。このような事態が発生したことを重く受け止めている」と陳謝。その上で「再発防止策として企業風土の抜本的な改革とコンプライアンス・リスク管理体制の再構築、建築請負事業体制の見直しを進め、信頼回復に全力で取り組んでいく」と述べ、頭を下げた。総会には物件オーナーを兼ねる株主が多く出席。一連の施工不備問題への不十分な対応への苦情と、問題の早期解決を求める意見が相次いだ。これを受け会社は、風土改革など再発防止策の実施を最重要課題と位置づけ、速やかに取り組むと答えた。

引用:https://newswitch.jp/p/18206(アクセス日2019/6/28)

と書かれています。

アパート画像

レオパレス21のアパート群。

ところで上記の記事からわかる事柄はレオパレス21がなぜあれほどのトラブルが生じてしまったのか。

その答えは、トップの意向ばかり気にして、法令を軽視する企業風土があったと現社長自身が認めておられます。

今後はそのような企業風土がどれだけ改善されていくのか注目です。

さらに上記の記事によると

レオパレス21にも物件オーナーを兼ねる株主さんが、おられるということもわかります。

大和ハウス工業や大東建託にもそのようなオーナーさんがおられますが、企業で不祥事が起きると、物件のブランドが毀損する、株価も下がると、ダブルパンチを受けることになります。

やはりリスクを分散させるために、物件オーナーは株式は他社の株式を買ったほうが良いのではとも考えてしまうのですが・・。

追記:企業風土を変えるということですが、それは容易ではありあせん。

しかしレオパレス21の場合は、そのための絶好機が訪れようとしているのかもしれません。

それは

窮地のレオパレス21にヤマダ電機が・・

という記事によると

このように支援の最有力は

ヤマダ電機

なんだそうです。

この情報元は金融機関幹部ということですが、レオパレス21の主要取引銀行のりそな銀行か三井住友銀行幹部ということでしょうか。

と書かれています。

つまりはメインバンクが水面下で、レオパレス21の破たん回避と再建のために動いており、支援先としてヤマダ電機グループ入りが取り沙汰されているのです。

もしもヤマダ電機グループ入りになるならば、レオパレス21の経営に、ヤマダ電機が影響を及ぼすことになり、これまでの企業風土も、変化せざるを得なくなっていくかもしれません。

とくにヤマダ電機は、競争の激しい家電量販店業界のトップ企業で、社員も厳しいノルマが課されているのではないかと思います。

そのような風土がレオパレス21にどう影響するのか?