進行がんに侵さるレオパレス21 食い止めることはできるのか


大規模なアパート施工不良が明らかになったレオパレス21。

あれからかなりの時が経過しましたが、その後も、新たな施工不良が発覚し、改修工事も予定通りに進まない状況にあります。

さらに経営陣も一新され創業家の経営への関与が、薄くなってきています。

ところでレオパレス21の株価ですが、施工不良公表直後は、やはり大きく急落しましたが、今は200円台を割り込まない程度に落ち着いています。

また当分の間はオーナーへの賃料の支払いも減額しないともコメントしており、オーナーの不安も多少は和らいでいます。

それにしても企業によれば、あれだけの不祥事が発覚すると、倒産してもおかしくはないのですが、しかし倒産はしていません。

アパート画像

レオパレス21のアパート群。

しかし進行がんのように、悪化しているのも事実のようです。

産経新聞の2019/7/31の「レオパレス業績悪化は必至 入居率低下避けられず」という記事には

入居率が80%程度を下回ると資金が流出する「逆ざや」に陥るとされ、この入居率が大きな経営指標となる。昨年半ばまで90%前後だった入居率は、施工不良問題が大きく取り上げられたことで、今年6月には81・4%まで下落した。・・改修完了時期のめどが立たないことや、ブランドイメージが傷ついたことで、入居率の低下は避けられない。入居率は80%を割り込むとみられ、業績の下方修正は必至の情勢だ。

引用:https://www.sankei.com/affairs/news/190731/afr1907310030-n1.html(アクセス日2019/8/24)

と書かれています。

この記事にも書かれていますように、一括借り上げ、サブリースの事業形態で、経営の重要な指標となるのが入居率です。

一般的には入居率が80%を下回るようになると、赤字経営に陥るようになっていくというのです。

ところでレオパレス21の入居率は以前は、ほぼ90%程度だったのが、施工不良発覚以降に下降線をたどり、2019年6月には、81.4%までに低下し、このままだと80%割れは、ほぼ確実といわれています。

となると家賃を思いきり下げるなどの対策を取らなければならないかもしれませんが、そうすると当分は減額できないオーナーに支払う賃料のほうが、家賃を上回るようになってしまい、これもまた赤字の要因になってしまいます。

いずれにしてもレオパレス21の進行がんを食い止めるのは並大抵のことではなく、新社長は難しい舵取りを迫られることになります。