1階をテナントに・・しかし大きな落とし穴も


アパートにしてもマンションにしても1階は上階と比べて人気がありません。

おそらくは1階は2階や3階と比較して賃料も幾らか安くなっていることでしょう。

人気がないのは、1階となると防犯面での不安があるということや、上階からの騒音への不安もあるからなのかもしれません。

アパート画像

大東建託設計施工管理のアパート。

そこで3階建て以上のRCマンションとなると、1階をテナントにする場合があります。

というのも住居としては、1階は人気がありませんが、その逆にテナントは1階が最も人気があるからです。

実は私の所有マンションも1階はテナントと車の駐車場にしているのですが、賃料はおそらくは住居にしていた場合よりも高くしています。

しかもこのテナントのメリットは、住居のほうは経年とともに賃料は下がっていく傾向にあるのですが、テナントの場合は経年によって賃料が下がるということが住居ほどではないのです。

というのかテナントの賃料は、そのテナントがあるエリアの賃料相場に大きく左右されます。

ですから人口が増え、さらに活況で賑わっているエリアであるならば、テナントの賃料相場が上がり、それに伴って賃料を上げることもできるのです。

つまりはテナント賃貸によって経年に左右されない安定収入を確保していくことができるというメリットがあるのです。

しかしテナント賃貸には大きなデメリットがあります。

とくに20万円を超えるようなテナントとなると大きなデメリットがあります。

それは入居する事業者がなかなか決まらないというデメリットです。

例えば私の所有マンションから数キロ離れたところにある賃貸最大手の大東建託パートナーズ管理のテナント部屋ですが、2018年12月から入居が可能になっているものの、テナントの2部屋が空室のままです。(2019年6月現在)

賃料も約24万円と高めですが、1年半以上、募集を続けていても入居事業者が決まっていません。

そのマンションがある場所も主要な駅から徒歩10分圏内にありますが、それでも決まりません。

このケースは決して珍しいことではありません。

1年半や2年、3年と入居者募集を続けているテナント物件は幾つもあることでしょう。

上記の物件の場合、賃料が約24万円ということですから、それが2部屋空いているということで、月額で約48万円の収益を得そこなっていることになります。

年間では約500万円です。

たしかにテナント賃貸には大きな落とし穴があるのです。