建物オーナーが石綿(アスベスト)について知っておかなければならない理由


石綿という言葉は聞いたことはあるかもしれません。

しかし石綿とは一体何?

今はもう何も問題がないのでは?

と考えるかもしれません。

しかし建物と石綿には密接な関連があります。

石綿、アスベストとも言われいますがウィキペディアによると

石綿の繊維1本は直径0.02-0.35 μm(髪の毛の5,000分の1)程度である。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ、安価であるため、「奇跡の鉱物」として重宝され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきた。しかし、空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると肺癌や中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。以降、代替品としてグラスウール(ファイバーグラス)やセラミックファイバーが用いられる傾向にある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/石綿(アクセス日2019/10/30)

と書かれています。

花画像

石綿、アスベストは一時期は広く使用されたが、今は使用が禁止されている。

つまりは昔は、安価でありながら耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れていたために建築資材として用いられていたものなのです。

しかし近年になって、石綿繊維(アスベスト)を大量に吸った場合に人体に悪影響を与えることが判明し、現在では法的な規制がかけられています。

ところでこのアスベストですが、現在存在している建物の多くには使用されていたものがあります。

具体的には1975年以前の建物の場合は、アスベストが使用されている可能性が高いといえるでしょう。

つまりは2019年現在で築44年~45年以上の建物です。

そして1975年以降段階的にアスベストの使用への規制が強化され、2007年以降はアスベストを使用することが、ほぼ不可能になっています。

ですから2007年以降の建物の場合は、おそらくはアスベストは使用されていないものと思われます。

ところで、建物の売買にさいして、アスベストの含有の有無や調査は重要な要素になるようです。

さらに建物解体時にアスベストのある建物となると解体費用が、通常よりも2倍程度高くなることもあるようです。

ですから建物オーナーであるならば、石綿つまりはアスベストのことについて知っておくことは重要です。

追記:アットホームのウエブサイトにも石綿について

石綿の繊維を肺に吸入すると、肺がんや中皮腫の原因となることがわかり、1975年には吹き付け使用が禁止され、以後、段階的に使用の規制が強化されて2006年には全面的に輸入・製造・使用等が禁止された(代替品が確立していない特定の部材については例外的に確立までの間は禁止が猶予されている)。

建物の解体などの際には、使用されていた石綿が飛散するなどの恐れがあり、それに伴う健康被害を予防するため、作業方法などについて一定の基準が定められている。

引用:https://www.athome.co.jp/contents/words/term_1910/(アクセス日2020/5/12)

と書かれています。

このように建物解体のさいには、使用されていた石綿が飛散するなどの恐れがあり、それに伴う健康被害を予防するため、作業方法などについて一定の基準が定められているゆえに、石綿が使用されている建物解体には、費用がかかるようです。