先日のことですが、アパートローンを借りている、りそな銀行の渉外担当者が、転勤になったということで、後任の担当者を連れて訪問してきました。
今回は転勤の挨拶と、後任の紹介ということなので、何かの手続き等を行ったといわけではありませんが、短い時間の会話でいろいろと考えさせられることがありました。
まずは、気になっていたことですが、最近はアパートローンの銀行の審査が厳しくなってきたと言われています。
そしてそのことは、かなり真実だと思います。
というのも、大手の建設会社の賃貸住宅の建設数などが減少しているからです。

大東建託設計施工管理のアパート。
例えば賃貸住宅最大手の大東建託などは、最近は建設受注において、ずっと前年比減の状態が続いています。
ひとえにその原因は銀行のアパートローン審査が厳しくなっているからだといわれています。
しかも建設契約までいっても、銀行のアパートローン審査がなかなか進まない、あるいは却下されてしまうために、建設契約が履行されないこともしばしばあると聞いています。
そのような事柄を聞いていたので、率直に、りそな銀行の渉外担当者に「最近はアパートローン審査の審査が厳しくなったんですね」と尋ねてみました。
その尋ねてみたさいの返答は「そうなんです。厳しくなりました。」と返答するものと思っていたのですが、意外にも銀行員の返答は
そんなことはありません。
という返答でした。
あまりにも意外な返答に驚きましたが、どうやらその真意は、下記の事柄のようです。
つまりは
①これまで、りそな銀行でアパートローンを借りてきて、返済実績を積み上げてきている場合は、追加融資を申し込んでも審査が厳しくなるというわけではない、ということのようです。つまりは銀行との信頼関係が、しっかりと構築されているならば、今後も必要であるならば、お金を貸しますよ、ということです。
その一方で
②初めて、りそな銀行からアパートローンを借りるなどの、銀行との信頼関係が構築されていない場合は、以前よりも審査のハードルが高くなったということなのかもしれません。
ですから、さらにアパートやマンションを追加購入のために、りそな銀行に、さらなる追加融資を申し込んでも応じてくれる可能性が低くはないということのようです。
私個人としてもアパートオーナーとしてのスケールの拡大も、ある程度、視野に入っていましたが、しかし銀行からの融資でダメかもしれないと思い込んでいました。
しかしどうやらそうではないようです。